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間質性肺炎

間質性肺炎

間質性肺炎は語尾に肺炎ということばが付きますが、肺炎とは全く異なる病気です。肺をコップに例えてみましょう。肺炎はコップの中で起こる病気ですが、間質性肺炎はコップ自身が侵される病気というイメージです。間質性肺炎の方がより肺の広い範囲の病気なのです。

治療もコップの中を洗えば済む肺炎に比べ、コップ自身の修繕が必要な間質性肺炎は一般的に難治性となります。肺胞の周囲にある壁や肺胞同士の間を埋めて固定している組織、いわゆる間質と呼ばれている部分に炎症が起きています。炎症が発生すると肺胞の壁の正常構造が壊れて、その後に修復されますが、その際に壁は硬く、厚くなってしまいます。人はこの壁を通して酸素を体内に取り込んでいるので、このような状態になると酸素が取り込みにくくなり、息切れや呼吸困難を感じるようになります。
膠原病(リウマチ等)のご病気をお持ちの方は、合併することも多くなっております、一度、ご相談ください。

原因

原因は特定できないことが多いです。原因不明という意味で「特発性」という言葉が使われ、原因不明の間質性肺炎を「特発性間質性肺炎」と呼びます。原因が推測されるもので最も多いのは、関節リウマチなど膠原病に関連した間質性肺炎です。他の原因として、抗がん剤や漢方薬などの薬剤性、放射線、真菌(カビ)・鳥(羽毛)・石材・アスベスト・超硬合金原因などを吸入した場合もあります。これらは間質性肺炎という病名ではなく、原因に即した病名が使われます。薬が原因なら薬剤性肺障害、真菌(カビ)や鳥(羽毛)へのアレルギーが原因なら過敏性肺臓炎、職業性の粉塵が原因なら塵肺、石綿肺、超硬合金肺などの名前で呼ばれます。また、喫煙は間質性肺炎を進行悪化させます。

診断方法

診断については、3つの分類(①発病の経過 ②原因の有無 ③病気により変化した肺の形態異常)を行い、さらに重症度や活動性(安定度)も評価していきます。胸部レントゲンやCTが非常に重要で診断の中心になります。これら胸部画像所見や呼吸機能検査の経時的変化と、KL-6、SP-Dという採血項目などで病気の活動性を評価し、病気の進行速度を知ることも重要です。

治療について

原因がはっきりしているのであれば、それを避けるようにします。膠原病などの自己免疫異常、特発性肺線維症(IPF; Idiopathic Pulmonary Fibrosis)以外の特発性間質性肺炎によるものであれば、免疫抑制薬やステロイドなどが使用されます。特発性肺線維症は長らく有効な治療法がなく、酸素が欠乏する段階になると自宅でも酸素投与が可能な在宅酸素療法が行われていましたが、ピルフェニドンやニンテダニブの登場により積極的に治療を行うことが可能になりました。これら薬剤による治療は病気の進行を遅らせることが主な目的になります。またIPFに限らず、慢性進行性の進行性線維化を伴う間質性肺疾患(Progressive fibrosing interstitial lung disease:進行性線維化を伴うILD)に対してオフェブ®は進行性線維化を伴うILDの唯一の治療薬として2020年に承認され、IPF以外の間質性肺炎にも治療の適応が拡大しました。

医院概要Overview

名称
小林クリニック
TEL
03-3684-0481
住所
〒136-0072
東京都江東区大島4-1-6-105
診療科目
内科・呼吸器内科・内分泌内科・小児科
院長
小林 功
アクセス
都営新宿線 西大島駅A4出口より
徒歩7分
駐車場有
◎:火曜午前は9:00~12:00
休診:火曜午後、土曜午後、日曜祝日
木曜午前枠は順天堂大学からの非常勤医師との併診となります
診療時間 日・祝
9:00~13:00
16:00~19:00
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